USB電源機器

最近は、海外旅行や出張へ出かける時の電子機器・電気機器が増えています。携帯電話にタブレット、電子ブックリーダー、髭剃り、パソコン、デジカメなどなど。一つ一つに別々のアダプターが付いていると、持ち運ぶのに結構かさばり不便でした。

ところが最近はUSBから電源を取れる機器が増えてきて便利になりました。USBから電源を取れれば、いざとなったらパソコンから電源を取ったり充電したりもできます。ACアダプターも、USB出力用のものは小型ですし、USB機器用には一つ持って行けば事足ります。USB端子の形が機器によって違うのはちょっと困りますが。

車のシガーライターからUSB電源を取るアダプターも一般的ですから、車の移動が多い場合にも、一つ持っていれば便利です。また、スマホを充電するためのポータブルバッテリーを一つ持っていれば、USB機器を充電したり、場合によってはポータブルバッテリーから直接給電して使うことも可能。

USB機器としては、携帯電話やスマホ、タブレットなどの充電用ケーブルは当然のことながら、他の機器でもUSBにすると便利なものがあります。

コンピュータ関連だと、以前紹介したWifiモデムなんてものもあります。似た商品としては、Wifiルーター(無線アクセスポイント)、ハブなどのネットワーク関連機器。

USBで充電できるデジカメや、GPS機器。リチウム電池を充電する充電器もUSBから給電できるものもあります。

USB接続したり、USBから充電できるLEDライトも使ってみましたが、結構便利です。テーブルの上で本を読んだり、ベッドに寝転がって読んだりする程度なら十分。LED付きのルーペもあります。

これ以外にも、USBから充電できる髭剃りは、購入しようかと思っています。

変わったところでは、USBから給電するハンダゴテ?!水槽用のポンプ(釣りの時に使う?)、充電式ライター、なんていうものもあります。

ACアダプターが付属している機器でも、入力がDC5Vとなっているものは、プラグの経常さえ合えばUSBから電気を供給できる可能性が大です。海外向けに購入した輸入品のスマホには、AC電源からのアダプターしか付属していませんでしたが、プラグの形状の合うケーブルを見つけて使ってみたら、USBから充電できました。

注意点としては、iPadや一部のタブレットは、必要な電流が2Aと高いため、対応しているUSB電源機器を使わない限り、正常に充電などができないことです。

アマゾンKindleが遂に日本国内で発売

アマゾンのKindleがついに日本国内でも発売になります。現在予約受付が開始されており、出荷は12月になるようです。海外居住者に進めるのは日本国内でしか使えない3G接続機能を省いた、Kindle Paperwhiteです。価格的にも僕が既に購入した楽天Kobo Touchと良い勝負ができるレベルです。

では、気になる海外からの、日本のアマゾンへのアクセスですが、この点に関してはどうやらまだ明確にされていないようです。アマゾンのKindleに関するQ&Aのページを見てみたら、既に多くの人たちが海外からのアクセスについて質問をしていました。でも、それに対するアマゾンからの公式回答は出ていないようです。iPhoneのKindleアプリを使って日本のKindleストアが利用できた、という利用者による情報は掲載されています。

では、Kindleを購入するか?うーん。もう楽天Koboを買っちゃいましたしねえ。また、Kindleストアには、Android とか iPhone などのKindleアプリを使ってもアクセスできるはずなので、あえてもう一台電子ブックリーダーを購入する必要はないかな、と思っています。

楽天KOBO Touchは海外から日本の書籍が買えない

楽天の電子ブックリーダー、KOBO Touch を購入しました。2ヶ月間の海外出張を控えてキンドルが出るのが待てなかったのに加え、楽天のスーパーポイントもそこそこ貯まっていたので決断しました。

日本を出る前に、著作権が切れて無料で読める文学書を中心にダウンロードして来ました。電子ペーパーは結構読み易いですし、楽天Kobo Touchは軽いし、電池も持ちますからそこそこ気に入っていました。

海外に来て、「さてそろそろ、他の日本語の本も調べてみようか」と、楽天Koboのサイトにアクセスしてみると、日本の時と同じURLにアクセスしているにもかかわらず、英語のサイトの内容が表示されてしまいます。

サイトへのログインも、楽天のログイン情報ではだめで、どうやら海外のサイトへの登録が求められている様子。

「!?!?!?」

調べてみると、どうやらどこからインターネットにアクセスしているかを調べて、日本国外からのアクセスの場合、海外のKOBOのサイトに自動的に転送され、日本の楽天KOBOのサイトには接続できない仕様のようです。

つまり、日本語の本であっても、海外のKOBOのショップにアップロードされていない限り、購入どころか検索や閲覧もできない!?

ネット検索をかけてみたら、海外在住者の怒りの声が沢山。そりゃそうですよね。ネットで本が買える、といううたい文句ですから、海外から日本の本が買えると思います。

うーん。最悪。

電子ブックリーダー自体の出来は決して悪くないと思うし、価格も安い。もし海外へ持って行こうと思われる方は、当面、日本を出る前に読みたい本を全部購入あるいはダウンロードしておくことをお勧めします。

楽天の方では「その内海外からのアクセスにも対応する」と言っているようですが、明確にいつ対応するか、に関してはアナウンスはないようです。

また、何らかの方法で日本経由で楽天KOBOにアクセスすれば良いはずですが、誰にでもできる裏技は見つけていません。

「海外に出る前に、日本でログインしたままにしておけば良い」という情報もありますが、僕自身は確認していません。

なお、楽天KOBOが読むことができるePubやPDF形式の、セキュリティがかかっていないファイルがダウンロードできれば、楽天KOBOにPCから転送して読むことは可能かと思います。

コンセント形状変換プラグ シスプラ

週末の日経新聞に旅を快適にしてくれるグッズが特集されていました。その中の一つが実際私が使っているもので、気に入っているので紹介します。

コンセント形状変換

コンセント形状変換プラグ シスプラ(アマゾンに飛びます)

これは国によって形状がまちまちの電源プラグを日本式のものに変換してくれるコンセント形状変換プラグです。この手のものの正式名称は知りませんけど。

以前は、各形状の変換プラグがセットになっているものを購入し、行き先によって持って行くものを取り換えていましたが、はっきり言って面倒でした。シスプラならどこへ行くにも一つで済みます。どこへ行くかあらかじめ行く先の国のコンセント形状を調べておく必要はもうありません。

シスプラは使わない時には結構平べったくなり(厚さは2センチ)、付属のケースの中に入れておくことができます。こうすると、カバンの隙間などに、突起が引っ掛かることなくちょっと押し込んでおくことができるので、取り出しやすいように機内持ち込みのカバンの中に入れています。

かなり以前から旅行用品店や空港の免税店で同機能の製品は販売されていましたが、ここまでコンパクトにならず、バッグの中で邪魔になりそうなので購入を見送っていました。数年前にネットでシスプラを見つけて購入してからは、ずっと愛用しています。

シスプラは3つくらいのパーツからできており、これを組み合わせることにより、8種類のコンセント形状に対応するそうです。今までフランス式、イギリス式、南ア式、オーストラリア式で使いましたが、すべてOKでした。

シスプラはパーツを組み合わせて使うもののわりにかなりしっかりしていて、あまりぐらつきはありません。

ただし、使用時にはコンセントからかなり突き出してしまうので、重いアダプターを直接コンセントにさすようなものを使う場合には、重みで下がってしまう可能性があります。そのような場合は短めの延長コードを組み合わせることをお勧めします。

また直接二股・三股のコンセントを付けるのもちょっと不安です。複数の機器用に電源を確保するためには、短めの2個口、3個口のタップを併用するのがお勧めです。

私は来月の出張用にPC以外の電子機器も持参する予定なので、同時に使用できるよう、この旅行用タップを注文しました。