データローミング用のeSIMはAiraloがお勧め

海外旅行を予定しています。行く先はメキシコとグアテマラ。データローミングをどうしようかと考えています。メキシコはDocomoがやっている格安サービスAhamoを使っていると、上限はありますが追加料金なしでデータのやり取りができます。でもグアテマラは対象外。

そこでローミングサービスを選ぶために、以前から使っているFlexiplusXと、まだ使ったことがないAiraloを比較してみました。それぞれプランが異なるので、同じ条件の15日間3GBというプランの値段比較です。グアテマラのみのプラン。今まではFlexiplusのSIMカードを使っていましたが、スマホを新しくしてeSIM対応になったので、eSIMサービスでの比較です。

FlexiplusX US$60

Airalo US$21

圧倒的にAiraloが安いじゃないですか。先日海外旅行へ出かけた友人はAiraloを使いましたが、全く問題なかったとのこと。ではAiraloで決まりかな。

ちなみにLatin Americaというプランがどちらのサービスにもありますが、FlexiplusXの場合はグアテマラは対象に入っていません。Airaloはメキシコとグアテマラ両方が対象国のリストにあります。

Ahamoの海外ローミングが結構お得

以前楽天モバイルを選択したと書きましたが、フィリピンに一週間出張したのを機に、Ahamoに乗り換えました。その理由は海外ローミングの違いです。

楽天モバイルもデータ通信はフィリピンなら月ごとに2GBまで追加料金なし、ではありますが、これ以上になると速度が極端に遅くなるか、500円(不課税)/1GBの追加料金を払わなくてはなりません。

出張が2,3日なら2GBで私の場合事足りますが、一週間とかそれ以上になると2GBでは心もとない状況になります。それ以降は使えば使うほど追加料金を払う必要が出てきます。

Ahamoはと言うと、1ヵ月20GBまでなら追加料金なし。これは使える、ということでAhamoに乗り換えました。フィリピンで使用しましたが、非常に快適でした。

楽天モバイルから切り替える時に、他の通信会社も検討しましたが、格安SIMだとそもそもデータ通信がローミングではできないところが多いですし、データ通信が含まれるところも成約が多く、海外によく出かける人が使用できるとはとても思えません。

ただしAhamoは海外で最初にデータ通信した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降、速度制限(送受信最大128kbps)がかかるそうです。2週間程度の旅行ならOKですが、それ以上は使えない、ということですね。

今のところ、Ahamoがカバーしている約80カ国ではAhamo、それ以外ではFlexiplusやAiraroを使って行こうと思っています。

楽天モバイルの新プランで海外ローミング

コロナ禍で、海外渡航が厳しく制限されている現在ではありますが、現在ペンディングになっている渡航予定の国でのローミングに何がお得か、調べています。これまで現地でSIMカードを購入したり、FLEXIROAMというサービスを使ってあらかじめSIMカードを購入したりしていましたが、一般の人が行く国であれば、日本国内通信会社のSIMカードのローミングサービスで、十分な状況になってきました。

NTTドコモの新プランahamoもなかなかです。海外82の国々・地域で、20GBの月間データ容量を追加料金なく使える、というのは、ヘビーユーザーにはお勧めできます。

一方で、私のように一回の滞在が短く、1ヶ月の利用はせいぜいが1GB程度、というライトユーザーの場合だと、ちょっとオーバースペックかな。

そこで楽天モバイルの新プランを検討してみました。日本国内だと1GBまで無料、というプランです。電話を使わなかったら、もしかして月額費用ただ?というプランですね。

こちら、楽天モバイルの新プランのローミングは66ヵ国・地域。こちらは海外で1GBを超えると、通信速度が128kbpsに制限されます。ヘビーなゲームや、動画を使ったやりとりだとこの速度は厳しいかもしれませんが、ちょっと写真を送ったり、メッセージを送ったりには128kbpsでも十分ですね。

国は、私が渡航予定のミャンマー、ベトナム、インドネシア、フィリピンはすべて楽天モバイルでOK。使わなければ料金がかからない、というのであれば、2枚目のSIMカードとして入れておこうかと思案中。

ただし、新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は2021年4月1日から開始。現在の現在の「Rakuten UN-LIMIT V」からは、自動かつ無料で更新できるそうですが、今契約すると、3月いっぱいまでは1GB使わなくても有料になりますね。コロナはそれまでに収まりそうもないですし、契約するにしても4月に入ってからですね。

フィリピンのプリペイドSIMカード

フィリピン、セブの空港の出口で、SIMカードを販売していました。プリペイド式のSIMカードで、データ使用量無制限とのこと。5日間用と7日間用があり、5日間用で約千円。

フィリピンのプリペイド式SIMカードLTEにも対応しており、サイズもノーマル、マイクロ、ナノ、と3種類揃っています。

早速購入し、その場で持参したスマホに入れてもらいました。と言っても、特に設定は必要がないようで、係りの人がやっていたのは、繋がったかどうかの確認だけのようでしたが。

まずこのSIMカード、通話機能はありません。データ専用のカードですが、試してみたところ、SMSは使うことができます。

また購入する時には聞かなかったのですが、YoutubeとFacebookの利用には制限があるようで「フルに使いたかったら追加料金を」のような表示が出ます。要はデータ量が多い動画を見る機会が多いサービスの利用を制限することによって、基本料金を下げているのでしょう。

フィリピンの街中でYoutubeで動画を見ることはあまりないですし、FacebookもInstagram経由だと、普通に写真のシェアとかできますから、追加料金を支払わずにやりくりしています。

海外旅行用レンタルWifiルーター

私は2、3日の旅行を除き、海外へ出た時にはその国のSIMカードを手に入れてスマホやUSBモデムに入れて通信を行っています。首都などのホテルならまずWifiが使えますが、外出時や、地方(特に途上国)の場合には、フリーのWifiはまだまだ期待できないからです。

でも、SIMカードを手に入れるのが時には一苦労。インドネシアの地方へ行った時には、携帯ショップに入ったは良いものの、窓口のお姉さんがインドネシア語しかできない、ということもありました。まあ、アメリカとかへ行く人ならさほど心配する必要はないのかもしれませんが、私は途上国への渡航が多いですから、時にはデータ通信用のSIMを手に入れるのが大変です。

そこで調べていたら、現在では、あらかじめ世界各国で使用ができるSIMが入ったWifiルーターのレンタルもあることがわかりました。その一つがグローバルデータという企業のサービス。「イモトのWifi」という広告を出しているので見かけた方があるかも知れません。イモトは別にWifiの機能と何の関係もないのですが、テレビ番組で世界中を回っているからの起用でしょうか。(ちなみにWifiルーターの他にUSBモデムもあり、若干レンタル料が安いようです。)

マダガスカルとか、私の出張先ですがマイナーな国にも対応しており、ちょっと良いかな、と思っています。

問題は通信費とレンタル料。レンタル料には固定費はなく、通信費を含めて日額の定額となっています。レンタル料は通信コストの違いでしょうか、渡航先の国によって異なっており、タイやフィリピンなど比較的近隣の国だと一日680円。マダガスカルなどアフリカの国々だと1580円。

無論、現地でSIMを購入し、通信費を払うほうが若干安いかと思いますが、手間を考えると10日間くらいの旅行ならば、レンタルの方が面倒でないように思えます。それ以上の滞在だと、レンタル料が結構な金額になってきますから、面倒でも現地でSIMを購入するほうがお得感があるように思います。

ちなみにWifiルーター(あるいはUSBモデム)ですから、電話としての通話機能はありません。通話に関しても、SkypeやLINEでやり取りするのが主な利用方法なら、このプランで十分だろうと思います。

レンタルは国内主要空港の国際線ターミナルのほか、事前に自宅などに送ってもらうこともできるそうです。レンタル料の精算は帰国後に返却してからの後払いです。

Covia FleaPhone CP-F03a大活躍

Covia FleaPhone CP-F03aを購入した話は既に書きました。SIMカードが標準サイズとマイクロSIMの2枚差しが可能で、マダガスカル出張に持って来ました。マダガスカルの通信用SIMカードの話はこちらに書きましたが、地方出張の折に、なんとマダガスカルで購入した現地の通信会社TELMA専用のモデムが使えない、ということがありました。

ところが、FleaPhone CP-Fo3a の方はちゃんと電波を拾っており、インターネット接続もできるではありませんか。どうやら地方によって周波数が異なっており、専用のモデムですら対応していない周波数帯があるのでしょう。その周波数に FleaPhone CP-Fo3a は対応していたのでしょう。

しかも、他にデータ通信をしている人が限られるせいか、かなり高速に接続ができます。首都などで接続する時よりも速いくらい。FleaPhone CP-Fo3a 大活躍で、ネットへの接続手段が確保できなかった同僚は、帰国したら買う、と言っております。

電話としても、日本で使っているSoftbankのガラケーよりも音声が聞き易く、満足しています。

カメラもFacebookへアップする程度のことなら十分な機能ですし、重いゲームをしない限り動作もさほどもたつきませんし、お勧めです。

Covia SIMフリー スマートフォン FleaPhone CP-F03a購入はこちら(アマゾンへ飛びます) 

ワンセグテレビ放送を海外で見る

ワンセグネットチューナー「USBプレイヤー」というものが売られています。類似品にはみんテレというサービスもあり、こちらは「録画機能もある」とうたっています。

これらは、日本(東京)で放送されている地上波のワンセグ放送を、インターネットを経由して世界中どこででも見られる、というものだそうです。視聴できるのはNHK総合・NHK教育・日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京ですが、これ以外に韓国の放送局も見ることができるそうです。

月々の契約はなく、USBに挿して使うチューナーを購入して、ユーザー登録をするだけで見られるようになる模様。試してませんけど。

海外で日本の放送を見たい人にはうってつけかも。NHKの国際衛生放送が見られる地域は世界中で次第に広くなって来てはいますが、このワンセグチューナー(あるいはみんテレ)を使うと、民放まで見れてしまうのが凄いところですね。

以前「日本のテレビ番組を海外で見る」で紹介したソニーのブルーレイディスク録画機を使う方法よりも、画質は落ちますけど安価だし、はるかに手軽です。

Dual SIM のCovia FleaPhone CP-F03aを購入

Covia SIMフリー スマートフォン FleaPhone CP-F03a というスマホを購入しました。このスマホ、SIMカードが標準サイズとマイクロSIMの2枚差しが可能です。いわゆるDual SIMですね。通信は3GとGSMに対応していますが、LTEには対応していません。3GのSIMカードを同時に2枚差しても1枚しか認識されません。切り替えて使用する必要があります。

CP-F03A

ガラケー(国内ではドコモかSoftbank)のSIMをさせば、そのままガラケー+Wifi接続のタブレットとして使えます。国内でSoftbankのガラケーのSIMで試してみたら通話とSMSは送受信ができます。でも携帯アドレスに送られた通常のe-mailのやりとりはできません。自動ではAPNという設定がなされないためのようです。

次にIIJの月額900円のSIMカードを入れると、通信機能付きのタブレットのように機能してくれます。SIMカードがLTEに対応していても、このスマホは3Gまでなので、LTEは使えません。でもLINEで話すくらいは日本国内では問題なし。

ガラケーのSIMとIIJのSIMを2枚差すと、同時には使えず、データ通信をしている間は電話が使えず、電話を使っている間はデータ通信はできない、という仕様です。

でも出張先の海外では、電話+データのSIMカードを使いますし、通信速度は3Gまでしかありませんから、このスマホでぴったりなはず。

画面の解像度やカメラの機能は、もちろん高価な機種にはかないませんが、別に不自由は感じないレベルです。画面タッチの感覚も最新機種に比べれば若干もたつくかもしれませんが、違和感のないレベル。これで1万円台ですから、お買い得だと思いました。

日本のテレビ番組を海外で見る

以前、日本のテレビの受信機を預かり、海外に映像を転送するサービスが違法とされた事件がありました。時は流れて、インターネットやスマホの発達により、状況は変わってきているようです。

ソニーは2013年秋以降に発売したブルーレイディスク録画機と、スマホのアプリ「テレビサイドビュー(Google Play/iTunes)」を組み合わせて、ブルーレイディスク録画機で受信したテレビの画像をインターネット経由でスマホに転送するサービスを開始しました。

ブルーレイディスク録画機で録画した番組はもちろんのこと、放送中の番組を見ることができるのが味噌です。インターネット経由ですから、もちろん海外にいてもリアルタイムで放送中の番組が視聴できます。

自宅に置いたソニーのブルーレイディスク録画機からの転送が基本ですから、東京などの大都市で放映されている番組が視聴できるわけではありません。チャンネル数が少ない地方であれば、視聴できるチャンネル数も少ないわけですが、その代わりディープな地方番組が見られるはず…

アップルストアでSIMフリーのiPhoneが発売

何と、日本のアップルストアでSIMふりーのiPhoneが販売されています。日本では各携帯キャリアがSIMロックされたiPhoneを販売していますから、まさかアップルストアでSIMフリー版を売りだすとは思っていませんでした。

海外に持って行くために、SIMフリー版のAndroidでも購入しようかと思っていましたから、iPhoneのSIMフリー版が販売されているのなら、オプションが増えました。

でも問題は、iPhone 5はnano-SIMを使っているところ。出張でよく行くマダガスカルでは、nano-SIMどころか、micro-SIMすらその辺りでは販売されていません。そうなると、SIMカッターを使って、標準サイズのSIMを自分で切ってnano-SIMにする、というリスクを冒さなければなりませんから。

でも、それ以前に本当にスマホが必要か?という疑問もありますが。HUAWEI E355(USBモデム)をモバイル・ルーターとして使い、iPodをWifiで繋いでいるだけでも大きな不便は感じませんでしたし…あったらいいなと思ったのは、GPS機能くらいでしたから。