ワンセグテレビ放送を海外で見る

ワンセグネットチューナー「USBプレイヤー」というものが売られています。類似品にはみんテレというサービスもあり、こちらは「録画機能もある」とうたっています。

これらは、日本(東京)で放送されている地上波のワンセグ放送を、インターネットを経由して世界中どこででも見られる、というものだそうです。視聴できるのはNHK総合・NHK教育・日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京ですが、これ以外に韓国の放送局も見ることができるそうです。

月々の契約はなく、USBに挿して使うチューナーを購入して、ユーザー登録をするだけで見られるようになる模様。試してませんけど。

海外で日本の放送を見たい人にはうってつけかも。NHKの国際衛生放送が見られる地域は世界中で次第に広くなって来てはいますが、このワンセグチューナー(あるいはみんテレ)を使うと、民放まで見れてしまうのが凄いところですね。

以前「日本のテレビ番組を海外で見る」で紹介したソニーのブルーレイディスク録画機を使う方法よりも、画質は落ちますけど安価だし、はるかに手軽です。

日本のテレビ番組を海外で見る

以前、日本のテレビの受信機を預かり、海外に映像を転送するサービスが違法とされた事件がありました。時は流れて、インターネットやスマホの発達により、状況は変わってきているようです。

ソニーは2013年秋以降に発売したブルーレイディスク録画機と、スマホのアプリ「テレビサイドビュー(Google Play/iTunes)」を組み合わせて、ブルーレイディスク録画機で受信したテレビの画像をインターネット経由でスマホに転送するサービスを開始しました。

ブルーレイディスク録画機で録画した番組はもちろんのこと、放送中の番組を見ることができるのが味噌です。インターネット経由ですから、もちろん海外にいてもリアルタイムで放送中の番組が視聴できます。

自宅に置いたソニーのブルーレイディスク録画機からの転送が基本ですから、東京などの大都市で放映されている番組が視聴できるわけではありません。チャンネル数が少ない地方であれば、視聴できるチャンネル数も少ないわけですが、その代わりディープな地方番組が見られるはず…

自宅テレビの映像を海外でも見られる「VULKANO FLOW」が発売

海外に出ている人が良く思うのが「日本のテレビ番組が見たい!」

以前に比べれば衛星放送などで日本の番組が見られる範囲は広がっているとはいえ、日常的にやっている民法の地上波(いや地上デジタル波か)を海外で視聴するのは困難。

以前、インターネットを通してテレビの信号を転送する装置を提供するサービスもありましたが、ことごとく通信法違反で摘発されてしまいました。

VULKANO FLOWは、自宅のテレビに設置してLANとインターネット経由でテレビ視聴ができる装置(ストリーミングテレビアダプター)です。自宅とか親せきのお宅とかに設置してもらえば、海外で視聴しても違法性はないはず。